女性社員による座談会

日本精化では、多様性を活かしてみなさんがイキイキと活躍できるよう、ダイバーシティ&インクルージョンを推進しています。今回は3人の女性に、仕事や福利厚生、キャリアについて話していただきました。
(左からS.Nさん、M.Yさん、K.Nさん)

CROSS×TALK
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女性を取り巻く職場環境

Q.化学メーカーは、男性が多いイメージを持っている求職者の方も多くいらっしゃると思いますが、女性として働きにくさを感じたことはありますか?

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私が入社した時は、女性社員がとても少なく、初期配属された高砂工場の品質管理課には私を含め2名しかいませんでした。そのような中でも働きにくさを感じたことはありません。男女関係なく様々な部署の方から「もう会社に慣れた?」など、よく声をかけていただいていたので、入社当時から安心して働けていました。今では、製造部以外は男女半々ぐらいの割合まで女性社員も増えてきています。

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私が入社した時は、すでに多くの女性が働いていました。 業務内容にも男女差はありませんでした。たまに重いものを運ぶ必要がある時は、 男性社員の方にお願いして手伝っていただくこともありますが、どの方も快く引き受けてくれます。みんながお互いの業務をカバーし合っている良い環境だと思います。

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この15年ほどでかなり女性社員の割合が増えたと聞いています。私はこの中では社歴が一番短いですが、女性で活躍されてる方が大勢いることを最初に感じました。また、子育てをしながらフルタイムで働いている方もいますね。そういう人たちの姿を見て、仕事と家庭を両立できる環境が整っているんだと感じました。

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結婚や出産などを経て変わったこと

Q.結婚や出産などのライフイベントを経て、働き方にどのように変化がありましたか?
働き方を変えたり、ご自身で工夫されていることがあれば教えてください。

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私は育休復帰後から、時短フレックスで勤務しています。子供の送り迎え等を考慮し、コアタイム(10時~15時)以外は自由に勤務時間の設定が可能です。私は9時に出社し、16時に退社しています。時短フレックスとなると一日で働く時間も限られてくるので、その中でどう仕事をこなすかということに重点を置くようになりました。

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仕事をより効率的に進める必要があるということですね。私はまだ子どもはいませんが、 共働きなので、できるだけ月~金曜日は仕事に集中できるように、料理や掃除洗濯は週末にゆっくりと行うなど工夫しています。

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私の場合は、子供が2人おり、週末は家族との時間に回したいので、ためて家事をやるよりは、「今できることは先に片付けておく」といっ たやり方に変わりました。仕事でも、できる業務は後回しにせず、全部先にやっておいて、いかに業務時間内に仕事を終わらせるかを考えるようになりました。今はフルタイムで働いていますが、育児時間(子が1歳まで取得可能)はかなり役立ちました。

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期限がもう少し先まであると思っていても、その間に子どもが体調を崩してしまって予定通りにならないこともありますもんね。 なので、私もなるべく業務を先取りでこなすようになりましたね。

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産休・育休復帰後の職場フォローについて

Q.産休・育休から復帰後、職場内でどのようなサポートがありましたか?

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朝は子どもを保育園に送ってから出社しているのですが、子どもは予想通りに動いてくれることの方が少ないんですよ(笑)。もちろん、十分時間を見て家を出るのですが、子どもの体調やその日の気分によっては通園にかなり時間がかかり、どうしても出社時間が遅れることもあります。 復帰後当初は、遅刻しないように慌てて出勤していましたが、そんな私の姿を見た所属長から「慌てずに安全優先で出社して大丈夫」とお声がけいただき、それから気が楽になりました。温かく見守っていただいて、本当に感謝しています。フレックスなので、万が一遅れてしまった日はその分カバーするようにしています。

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仕事に復帰した当初は、妊娠前と同じように働かないといけない。という強い思い込みがありました。 復帰前と同様に仕事を頑張っていたのですが、家庭との両立は思っていた以上に難しいものでした。 というのも、私が空回りして働きながら、余裕のない育児を行うことで、子どもの体調に悪影響を与えていたんです。 周りの方からも、「少し肩の力を抜こう」という言葉とともに、仕事のフォローもいただいて、 やっと肩の力を抜いて働く方法を覚えました。結果として子どもの体調不良で休むことも減って、仕事と家庭の両立が叶ったように思います。

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子育てと仕事の両立は本当に大変なんだろうなと聞いていて改めて感じました。その中で、所属長や部署の方々が子どもの体調等についての理解があるということは大変心強いことですね。

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日々の業務でのフォロー体制について

Q.前の質問で復帰直後の働き方についてお伺いしましたが、現在の働き方についてはいかがですか?

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現在私は品質管理部で、製品や原料が定められた基準値を超えていないかをチェックしています。そして課長が最終的に合格判定を出したものを出荷できる状態にしているので、私がいなければ出荷できないといったことも起こり得るのですが、時短勤務の私に変わり、急ぎの業務は課長がしれっとカバーしてくださるので、とても助かっています。

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自然とカバーしてくれたり、お互いをフォローし合える環境が整っていると助かりますね。
S.Nさんの部署は少数精鋭部署ですが、その点はいかがでしょうか?

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私の部署は締め切りに追われるような内容の業務も特にないので、先ほどもお話したようにできることは全て早めに終わらせて、仕事を溜めないといったやり方で基本的に動いています。なので、残って誰かのフォローをするといったこともほとんどありません。ただ、会議が長引いて、子どものお迎えの時間にギリギリになりそうなときなどは、他の方にカバーしてもらったこともあります。

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私は子どもがいないので状況は違いますが、1週間ほど感染症にかかり休んでしまった時に、 同じ部署の方々がフォローをしてくれました。そのチームワークを見て、今後もし自分が子どもを産み育てるとなった時も安心できる環境だと感じました。また、他の人が困っている時は積極的にフォローしようと思いました。

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新しい制度、仕組みについて

Q.今後、さらに日本精化で女性が活躍しやすくするために、「あったらいいな!」と思う制度や仕組みなどはありますか?

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今の時短制度は、子どもが小学校入学前まで利用できる仕組みですが、 子どもが小学校に入ってからも時短制度を延長できるようになれば良いな!と思います。子どもも大人も環境が変わると慣れるまで負担がかかると思うんですよね。せめて子どもが小学校に慣れる頃まで、延長できれば嬉しいですね。

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現在のフレックス制度は、10時から15時までがコアタイムとなっています。朝一番に子どもを病院へ連れて行くとしても、 出勤時間に間に合わせるのが難しいんですよ。あと、どうしても子どもの急な発熱で保育園へ迎えに行かなければならない場合もあるので、コアタイムを無くして、 裁量労働制のような形があっても良いかな?と思います。

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なるほど。お二人のご意見は人事部として参考になります。私も、結婚し銀行の名義変更に行ったときは、半休を使用しましたが、K.Nさんが仰るようにコアタイム無しの裁量労働制であれば、手続きが長引いたときでも心配いりませんね。

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今後のキャリアプランについて

Q.最後に、今後の皆さんの目標をお聞かせください。

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まずは自分の仕事での目標は、知識を広げて品質管理のプロフェッショナルを目指すことですね。 製品のことも含め、わからないこともまだたくさんあり奥が深いので、これからもどんどん学んでいきたいです。
あと、「女性の働きやすい職場」だけでなく、「男女関係なくみんなが働きやすい職場」へと更なる進化ができるように、自分も一緒になって進んでいきたいです。

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私は当社のサステナビリティに関する活動を、社員の皆さんに広める業務を行なっています。 会社が今後より一層の女性活躍を目指して、変化しようとしている事を皆さんに伝えることが使命です。 同じ会社で働く人でも、考え方や感じ方は十人十色なので、伝える方法を模索しながら もっともっとチャレンジしていきたいと思います。

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人事部として、女性だけにフォーカスするのではなく、社員一人ひとりがより働きやすくなるように、制度改革等を進めていきたいと思います。本日はそのために参考になるお話もたくさん聞けました。お2人とも本日はお話を聞かせて頂きありがとうございました。

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制度についての詳しい説明は、
「日本精化を知るー働く環境を知る」ページを
ご覧ください。

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